これから夏本番を迎え、エアコンが活躍する時期がやってきます。
僕は今年度に入ってから会社の寮に引っ越してきたのですが、エアコンの試運転をしたところ…

う、なんだか嫌な臭いが…

前に住んでた人がちゃんと掃除してなかったのかな〜
僕自身、学生の頃から部屋のエアコン掃除を自分で行っていたので、注意点ややり方は心得ているつもりです。
とはいえ一番最初のときは業者に頼むか自分でやるか悩みました。
しかし、自分でやってみると案外大変じゃなかったので、今回やった方法を実際に撮った画像を見せながらシェアしたいと思います。
こんな人に読んでほしい
- 自分でエアコンの掃除をやったことがない人
- エアコンの嫌なにおいをなんとかしたい人
- 「内部クリーン」機能を使ってもにおいが改善しなかった人
エアコンクリーニング業者に頼まずに、自分でやるメリット
掃除をしたことない人は「業者に頼む」か「自分でやる」かの2択で迷うと思います。

僕も最初はそうでした
業者に頼む最大のメリットは、なんといっても安心感。
自分でやる場合、注意点を知らないまま掃除をすると故障の原因になりかねないのですが、業者ならその心配もいりません。
しかし、ネックなのがクリーニング代の高さです。
安くても10,000円ほどで、業者や時期によっては15,000円を上回ることもあります。

掃除が必要になるたびにこれだけのお金がかかるのは、お財布的にも痛いね…。
その点、自分でやると掃除代が圧倒的に安く済みます。
掃除グッズは500円から1,000円ほどで買えるため、格段に掃除代を安く抑えることができます。

やり方さえ分かれば、自分のタイミングでできるのもいいポイントだよね!

業者に頼むのと自分でやるのを比較するとこんな感じかな
やってみたら絶対「こんなに簡単なんだ!」と思うはずなので、個人的には注意点をしっかり知った上で自分でやることをおすすめしたいです。
必要なもの
エアコン掃除のために必要なものをまとめます。
- エアコン掃除用のスプレー
- (カビがひどければ)奥までしっかり拭き取れるもの
- (必要に応じて)新聞紙
- どこのご家庭にもあるサランラップ
- どこのご家庭にもあるセロハンテープ
エアコン掃除用のスプレー
これがないと掃除ができません。
表面のフィルターのほこりだけをとっても嫌な臭いはなくならないため、しっかり奥まで洗浄する必要があります。
エアコン掃除でもっとも使われているのがアース製薬の「らくハピ エアコン洗浄スプレー」で、今回の掃除でもこれを使います。

除菌と消臭だけでなく、カビを防止してくれる効果もあるので嬉しいですね。
このスプレーには無香性のタイプもあります。


カビがひどいようなら、奥まで拭き取れるもの
エアコンの送風口を外から覗いてみて、カビがごっそりついているなら始めに拭き取ったほうが安心です。
僕は以前住んでいたアパートで、スプレーと同じくアース製薬が出しているスキマワイパーセットを使いました。
柔らかい棒状のワイパーがエアコンの奥まで入り込み、カビに直接手で触れることなく拭き取れたのでおすすめです。

エアコン内のカビを放置しておくと健康にも悪いため、この際しっかり拭き取っておきましょう。
新聞紙、サランラップ、セロハンテープは手順の中で解説
これらは個人的にあるといいな〜と思うものです。
他のもので代用できたり、場合によっては必要なかったりするので、ひとまずこの先の手順を見てみてください。
スプレーを使ってエアコン掃除をするやり方【画像で説明】
それではエアコンを掃除する手順を説明します。
注意点を先にお伝えしておくと、「コンセントやプラグにスプレーをかけない」ことと、「エアコンの大事な心臓部分にスプレーをかけない」ことの2つです。
スプレーを吹き付けると、下にスプレーが垂れてきます。
エアコンの下に家具を置いている場合は、掃除をする間だけ寄せておきましょう。

スプレーが垂れるため、床が畳やカーペットの場合は新聞紙を敷いておくと良いかもしれません。
僕の部屋のようにフローリングの場合は後からティッシュや雑巾で拭き取れるため、なくても大丈夫です。
要注意ポイントその1です。
吹き付けたスプレーがコンセントやプラグについた場合、そのままエアコンを使ってしまうと故障する可能性があります。
そのため、必ずプラグを抜き、このようにラップで保護します。
保護できればラップでなくても構いません。

壁の下の方にコンセントの穴がある場合もあるため、スプレーが垂れてきそうな場所ならばそこも保護します。

サランラップは壁につかないため、ここでセロハンテープがあると便利です。
たいていのエアコンは、両側面にカバーを外すためのでっぱりがあります。
そこに手をかけて引くと、簡単にカバーが外れます。

そうするとフィルターが現れるので、このフィルターも外します。
外したフィルターはこの際、シャワーで洗い流すか、もしくは掃除機で吸い取るなどをしてほこりを取ってしまうことをおすすめします。

フィルターをとったことでエアコンの内部が現れました。
要注意ポイントその2です。
エアコンの中にはざっくりわけて、熱交換器と呼ばれる部分と、リモコンの信号を受け取ったり、エアコンの機能を制御したりする超大事な部分の2つがあります。

エアコンの心臓部といってもいいくらいだね

ここにはもちろんスプレーをかけてはいけないため、保護する必要があります。
僕はここでもサランラップとセロハンテープを使って覆うことにしました。

これでもうスプレーがかかる心配はありません。
いよいよスプレーを使います。

換気のために窓を開けておくといいかもね
しっかり振ってから、スプレーを熱交換器の全体に吹きかけます。

ポイントは、「1回の掃除でスプレーをまるまる1本使い切る」ことです。

メーカーの説明にもそう書いてあるよ
最終的にスプレー缶を捨てることも考えて、まったくシューッという音が出なくなるまで使い切りましょう。
スプレーをかけたらあとは待つだけです。
10分かけて、吹きかけたスプレーがエアコン内部を除菌してくれます。
フィルターとカバーをつけて元通りにします。

もしフィルターをシャワーで洗った場合は、ちゃんと乾いてから取り付けるようにしてください。

湿気はカビが発生する原因にもなるよ
最後に冷房(冬なら暖房)をつけて1時間ほど試運転をします。温度や風の強さはいつも使うくらいでOKです。
エアコンを運転してみると、最初の方はまだにおいが残っていることがあります。
試運転によってこれを完全に吐き出したいので、窓を開けておくことをおすすめします。
終わったら窓を閉めて普通に使い始めましょう。

ちゃんとにおいが消えた!これで快適な夏が過ごせるね!
それでもエアコンの掃除を自分でやるのが不安なら業者に頼む
ここまで読んでもやっぱり自分でやるのが不安なら、エアコン業者に頼むのもありだと思います。
ただし、業者の中にはプロなところもあれば、酷いとまるで素人のようなところもあります。

残念なところに頼むと、においを取ってくれないこともあるみたい。
そのため、たとえお金がかかったとしても、しっかりとしたプロの業者に頼みましょう。
業者を探すときのおすすめのサイトはユアマイスターで、ここなら自分の地域のエアコンクリーニング業者を、依頼件数や口コミつきで見ることが出来ます。
ページ下部のエアコンクリーニングのところから、住むエリアを検索し、評価が高く依頼件数も多い業者を選べばまず間違いありません。

サイトも見やすいし、口コミが見られるのはいいね
せっかく安心感を求めて業者に頼むことにしても、業者を比較して安いところに頼んで、ちゃんと掃除してくれなかったら本末転倒です。
お金を節約したいなら自分で掃除し、安心をとるならお金がかかってもプロの業者に頼む、という2択で決めるといいと思います。
まとめ
この記事で説明したように、エアコンを自分で掃除する場合には、スプレーがかかる場所に注意してください。
これからの暑さを乗り切るためにも、エアコンを適切に掃除して快適な夏を過ごしましょう!

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