ついに拠出開始!企業型DCはこれに決めました【外国株式100%】

こんにちは!新卒社会人一年目のAtsumaです。

入社してから2ヶ月ほど経ち、ついに企業型確定拠出年金(企業型DC)の拠出が始まりました。

新人研修のときに証券会社の人から企業型DCに関する説明が40分くらいあり、

  • 国の年金制度だけじゃ足りないから、企業型DCで年金を増やす必要がある
  • リターンが大きいものはリスクも大きい
  • 債権より株式のほうが、国内より外国のもののほうがリスクが大きい

などなど、企業型DCの全般的な説明を受けました。

その後、自分なりに調べ、考え、悩んだ結果、運用商品の配分はこのように決めました。

asset_allocation_DC

会社の同期からは、「攻めすぎじゃない?」「大丈夫?」と心配されましたが、この配分にはちゃんとした根拠があります。

この記事では、企業型DCで外国株式100%にした僕が、どう考えて商品を決めていったのかを紹介したいと思います。

こんな人に読んでほしい
  • これから確定拠出年金を始める新社会人
  • 運用商品の変更を検討している社会人数年目の若手の人
目次

判断基準は3つだけ

企業型DCでは、複数の商品の中から、掛金を拠出する(会社が出したお金を自分で運用する)商品を合計100%になるように選ばなければなりません。

僕が最終的に判断したポイントはシンプルで、この3つしかありません。

企業型DCの商品の決め方

1. 対応するベンチマークは何か

2. インデックス(パッシブ)運用かアクティブ運用か

3. 信託報酬手数料が安いかどうか

一つひとつ解説するよ!

なるべく分かりやすく説明していきたいと思います。

対応するベンチマークは何か

最も重要なポイントはこの「ベンチマーク」です。

企業型DCで運用していく投資信託というものは、1つの商品に投資をすると、プロが代わりに複数の企業に投資をしてくれる、というものです。

このとき、プロが運用の指標としているものがベンチマークです。

ニュースでよく聞くものの中では、TOPIXや日経平均株価、ダウ平均株価などが挙げられます。

Atsuma

これは誰でも聞いたことがあるはず!

ちなみに近年注目を集めているつみたてNISAの「S&P 500」というのもベンチマークの一つです。

投資信託以外にも、掛けた金額がほとんど増えもせず減りもせず、そのまま積み上がっていく「元本確保型」というタイプの商品もあります。

ここでは、企業型DCの商品の中ではメジャーなベンチマーク4つを比較してみましょう。

  • 国内株式のベンチマーク:TOPIX(東証株価指数)
  • 外国株式のベンチマーク:MSCI-KOKUSAI指数
  • 国内債券のベンチマーク:NOMURA-BPI総合指数
  • 外国債券のベンチマーク:FTSE世界国債指数

10年前から現在までの推移はこんな感じです。

comparison_benchmark

見て頂きたいのは「開始直後」「全体の推移」です。

開始直後は国内株式(TOPIX)、外国株式(MSCI-KOKUSAI)ともに元本割れを起こしていた時期が1年ほどあったことが分かります。

しかし長期的に見ると、株式は債券に比べて大きく上下にぶれつつも、基本的には大きく伸びて推移しています。

企業型DCは超長期投資です。

ここ1年の推移だけを見てもあまり意味はなく、10年、20年、30年前に比べてそのベンチマークがどう推移しているのかを見ることが大切です。

先程の図のように、外国株式(MSCI-KOKUSAI)は10年前に比べて3倍以上になっていることからも、これに100%投資すると将来的に大きく資産が増えるのではないかと考えました。

インデックス(パッシブ)運用かアクティブ運用か

投資信託商品には大きく分けて、インデックス型とアクティブ型の2つのタイプがあります。

インデックスはパッシブと呼ばれることもあります。

僕はインデックスのほうを選びました。

2つの違いをざっくり説明するとこんな感じです。

インデックス型とアクティブ型の違い

  • インデックス:ベンチマークとほとんど同じ推移をすることを目的とした運用
  • アクティブ:ベンチマークを上回る成果になることを目的とした運用
近所のいぬ

あれ?これならアクティブのほうがいいんじゃないの?

Atsuma

最初は僕もそう思ったんだけど…

「投資信託はプロが運用するから、アクティブ型のほうがきっと良い成果を出してくれるはず」と思いきや、現実はそう上手くいっていません。

comparison_index_and_active_foreign

これはMSCI-KOKUSAIをベンチマークとした外国株式の、インデックス型とアクティブ型の商品の比較です。

なんと最初の1ヶ月を除いて、すべての期間でインデックス型がアクティブ型を上回っています

これは外国株式だけではなく、日本株式でも同様です。

comparison_index_and_active_japan

こちらは最初の1年間を除いたすべての期間で、インデックス型がアクティブ型よりいい成果をあげています。

長期で運用するならインデックスの圧勝ですね。

Atsuma

プロでも投資で成果をあげるのは難しいんだね

ここまでで、10年以上の長期的な運用なら

・債券より株式

・国内より外国(先進国)

・アクティブよりインデックス

のほうが良い結果になりそう、というところまでは分かりました。

ここまででも十分ですが、最後にもう一つだけ大切な観点をお伝えします。

信託報酬手数料が安いかどうか

商品名投資対象ベンチマーク信託報酬手数料
インデックスファンドA外国株式MSCI-KOKUSAI純資産総額に対して年間0.2%
アクティブファンドB外国株式MSCI-KOKUSAI純資産総額に対して年間1.5%

上のような商品があったとして、どれか一つ選ぶとしたらどの商品に投資しますか?

ちなみにこれらはどれも架空のものですが、極めて現実的な手数料にしています。

近所のいぬ

どっちも外国株式で、ベンチマークも一緒だね。だけどたった1〜2%の手数料なんて誤差じゃない?

Atsuma

これも僕は同じように思ってたんだけど…

ちょっと簡単に計算してみましょう。

仮に年率5%の成果で毎月1万円拠出し、30年間運用するとします。

信託報酬手数料が1.5%のものと0.2%のものとで比較したグラフがこちらになります。

simulation_dc

最初の10年くらいじゃほとんど差がありません。

しかし、企業型DCは分配金再投資による複利効果のため、運用期間が長ければ長いほど資産総額が増えていきます。

そのため、たった1〜2%の信託報酬手数料でも最終的には無視できないほど大きな額になるのです。

もちろん、実際にはずーっと同じ手数料ではないですし、拠出金やリターン(年率)によって最終的な額は大きく変わります。

それでも、信託報酬手数料はできる限り安いものを選んだほうがいいということは明らかです。

幸いにも、インデックスファンドのほうがアクティブファンドより低い手数料に設定されていることのほうが多いため、やはり個人的にはインデックスファンドをおすすめしたいです。

ポイントは「長期間続けること」

企業型DCの、投資する商品の割合はいつでも自由に変えられます。

そのため、リーマンショックやコロナショックのような、世界的に大きな株価の下落によって不安が増し、比較的安全な債券や元本確保型の商品に切り替える人もいるでしょう。

しかし、企業型DCで最大限に複利効果を活かし、元本割れを起こさず将来の資産を大きくするコツは「長期に渡って投資を続ける」ことだと思います。

これは企業型DCだけでなく、つみたてNISAやiDeCoなど、他の投資信託のやり方でも同じことが言えます。

院卒の社会人一年目が25歳で積み立て投資を始め、60歳まで続けたら35年の超長期な投資期間が確保できます。

僕は世界全体の経済が長期的に見れば成長を続けていくことを信じているため、外国株式を100%にしました。

どっしりと構えて、年に一度くらいの頻度で運用成果をじっくり見ていきたいと思います。

※本記事は特定の金融商品を推奨することを意図したものではありません。投資は自己責任なので、最終的に投資先は個人で判断してください。

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