巷には、普通の円形ではなくちょっと歪んだ丸い形のデザインが溢れています。
それらを作るときによく使われるのがIllustratorですが、ソフト単体でも年間で30,000円ほどかかるため、少し手を出しづらいですよね。
そこでこの記事では、Macなら標準で入っているソフト「Keynote」を使って、ゆがんだ丸を描く方法をお伝えします。
(こちらの記事のアイキャッチの背景画像も、今回お伝えするやり方で作成しました。)
- いびつな丸い図形を作りたいMacユーザー
- でもデザイナーじゃないから高いソフトに手が出ない人
いびつな丸をKeynoteで描く手順
それでは具体的な手順を、画像つきで説明します。


ペンツールを使い、どこでもいいので適当に3つの場所をクリックします。
最後に始点をクリックすることで図形が閉じられます。

辺のところにカーソルを合わせると、丸「○」が表示されます。
それを引っ張ることで、三角形の辺の部分が丸くなります。

これを3つすべての辺で行うと、このような図形になります。

四角「□」は頂点、丸「○」は引っ張ることが出来る辺を表しています。
頂点「□」を右クリックして、「削除」します。

これを3つすべての点で行うと、このように丸い図形になります。

丸「○」のポイントはいくらでも追加できるので、好きなところで○を引っ張って図形を作ります。


最後に好きな形に整えれば出来上がりです。もちろん塗りつぶすことも可能です。
3つの応用例をご紹介
歪んだいびつな丸を使うと表現の幅が広がります。
応用例として、ウェブサイトやポスターにも使えそうな活用方法を少し紹介します。
画像で塗りつぶす

こんな感じで、単色だけではなくグラデーションや画像で塗りつぶすことができます。
図形の塗りつぶしの所から「イメージ塗りつぶし」を選び、好きな画像を選択してみましょう。

ちなみにVýlet Cafeは存在しないよ
手書き風にする

「枠線」から、線の種類をいくつか選ぶことができ、まるで筆で書いたような丸を簡単に表現できます。

Keynoteは本当にデザイン性が高いね!
複数の線を重ねる

いびつな丸をいくつも重ねることで、このような形をデザインすることもできます。
個人的には、中の塗りつぶしはせずに細い枠線で丸を3〜4つ作り、重ねることでいい感じになると思います。
この辺はお好みで変えてみてください。
まとめ
ゆがんだ形のいびつな丸を、Keynoteで描くやり方をお伝えしました。
使いこなすと楽しいので、ぜひ活用してみてください!
Keynoteでプレゼン資料を作りたい方はこちらもどうぞ

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