Procreateのチュートリアル紹介記事も、今回で3つめになりました。
過去2回とも同じ方が作成したチュートリアル動画を参考にしていたので、

他の人のチュートリアルも挑戦してみたい!
ということで、新しく良い動画を探してチャレンジしてみます。
今回のチュートリアル動画
今回選んだのはこちらの動画です。


再生回数がすごい…!

水面に映る山の感じが気に入ったので、こちらに決めました。
湖面に映る山、という点では第1段のチュートリアル紹介記事と同じですが、今回の絵はより写実的なイラストです。
James Julierさんはイギリスの高校で働く、現役の美術教師です。
YouTubeで数多くのチュートリアル動画を出しており、その多くが写実的な風景画です。
また、ほとんどProcreateに標準搭載されているブラシだけを使っているというのも特徴です。
実際に描いてみた
ベースとなる山と木々
まずは山をざっくり描いていきます。

次に山頂の雪を描いていくのですが、なかなかお手本のように描けず一苦労。
この時点で、完璧な真似は目指さずになんとなく描けていればいいや、という意識に切り替えました。

モチベーション維持のため、時には自分の中で納得できるハードルを下げるのも大切です。

続いて山の前に立つ木々を描いていきます。
動画を見ていたら、葉っぱを一つひとつ細かく描き始めたので仰天しました。
ちょっとそこまでやるのはキツいかな…という自分の甘さが出てしまい、ここでも妥協します。
その結果、とっても雑な木になりました。


なんか先行きが不安だな、、、
上下を反転させて湖面での反射を表現
木はもう妥協するとして、さくさく次に進みます。
ある程度木を増やし、緑豊かな感じが描けたので、湖面に反射する様子を表現します。
やり方は簡単。
今まで描いた全レイヤーを統合して複製し、上下を反転するだけ。


反転したものをぐぐっと下げて、位置を調整すれば反射する感じが表現できます。
湖をこすって水面の質感を表現
実際の湖では波が立っていますよね。
ちょっとしたことですが、簡単にその水面の質感を出していきます。
やり方は、指のマークでこするだけ。

こすった前後を比較するとこんな感じです。


45分くらいでようやく完成!
完成した絵はこちら。


遠目からみればまあ悪くない出来栄えだと思います(自分に甘い)
動画の長さは約30分ですが、ときどき一時停止しながら描いたので、45分ほどかかりました。
動画中でもJamesさんは途中で早送りをしていたので、丁寧に真似しようと思えば2時間くらいはかかるのではないでしょうか。
その点、妥協した割には綺麗に描けたかなと思っています。
このチュートリアルで学んだこと
- 複製して上下反転をすると湖面の反射を表現できる
- 指のツールでこすると水面の波でぼやける様子を表現できる
まとめ:あまり初心者向きではないかも?
正直な感想ですが、今回のチュートリアル動画はあまり初心者向きではないような気がしました。
過去2回の記事で参考にしたArt with floさんとは違い、ブラシのサイズや透明度を数字で教えてくれないのでフィーリングで合わせることになります。
ド素人な僕としては、まだその感覚がないので真似しづらかったです。
さらに、木の葉っぱを描くところなど、動画では早送りになっており、実際に描くのも非常に時間がかかります。
そのため、初心者にはちょっと大変な気がしました。

色んな人の、違ったテイストのチュートリアルをやってこそ分かる発見でした。
とはいえ、Jamesさんの他のチュートリアルも魅力的な絵が多いので、時間があるときにまた他のものにチャレンジしてみたいと思います。
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