こんにちは。Výlet(ヴィーレット)のAtsumaです。
僕は独学で約1年半、趣味でスロバキア語を勉強してきました。
その結果、ネイティブスピーカーと日常会話ができるようになりました。
現在はCEFRでいうところのB1のレベルです。
今回の記事では、難しい文法の話は一切抜いて、旅行に行く際に役立つスロバキア語のフレーズ10個をまとめてみようと思います。

どれも役に立つよ!
移動するときに使えるフレーズ

旅行者はたいてい、オーストリアのウィーン空港からバス等でスロバキアの首都ブラチスラバに向かいます。
ブラチスラバ駅周辺で、レストランやお土産屋さんはどこにあるかを尋ねてみましょう。
【フレーズ1】〜はどこですか?
Kde je 〜〜? (グデ イェ 〜〜?)
〜〜の部分には場所の名前が入ります。
Kは「ク」と発音する場合が多いのですが、まれに今回のKdeのように「グ」と発音する単語もあります。
次は切符売り場で切符を購入してみましょう。
【フレーズ2】切符を買いたいのですが…。
Chcem si kúpiť lístok. (フツェム スィ クーピット リーストック)
ブラチスラバの中心部(旧市街)は割とコンパクトにまとまっていて、徒歩でも十分回ることができます。
もし城めぐりをしたい場合や離れた観光地へ行きたい場合は切符を買って電車で移動してください。
レストランで使えるフレーズ

日本では食べられない、スロバキアならではの料理を堪能しましょう。
日本とは違い、メニュー表に写真が載ってないことも多々あります。
そのため、これを機に代表的な料理名も覚えておきましょう。
【フレーズ3】ブリンゾヴェーハルシュキが食べたいです。
Chcem jesť bryndzové halušky. (フツェム イェスト ブリンゾヴェー ハルシュキ)
ブリンゾヴェー・ハルシュキはスロバキアの代表的な料理です。

滞在中に一度は食べてみてください。
スロバキアの料理はじゃがいも・肉・チーズが使われているものが多く、現地では好んで食べられています。
店員さんが食事を運んでくると、こんな言葉をかけられます。
【フレーズ4】はい、どうぞ
Nech sa páči. (ネヒ サ パーチ)
物を渡すときに使われるフレーズなので、お金を渡すときにも使えます。覚えておいて損はないでしょう。
もしスロバキアの人と一緒に食事をするなら、その人からこんな言葉もかけられるはず。
【フレーズ5】召し上がれ
Dobrú chuť! (ドブルー フッテュ)
日本語にすると確かに「召し上がれ」なんですが、日本ではあまり頻繁に言いませんよね。
しかしスロバキアでは割と頻繁に使われます。文化の違いなんでしょうね。
さて、料理も食べ終わり、お金を払いたいというときには店員さんに向かって次のフレーズを使いましょう。
【フレーズ6】すみません、お会計をお願いします。
Prosím, zaplatím! (プロスィーム ザプラティーム!)
これでレストランでのスロバキア語はばっちりですね。
お土産屋さんで使えるフレーズ

ブラチスラバの旧市街にはたくさんお土産屋さんがあります。
店内を見回って、気に入ったものが見つかり、もし値段がわからなかったら、商品を指差してこのフレーズを使います。
【フレーズ7】これはいくらですか?
KoÍko to stojí? (コルコ ト ストイー?)
聞こえた値段がわかるように、スロバキア語の数字も覚えておくと良いかもしれません。
【フレーズ8】クレジットカードは使えますか?
Môžem platiť kreditnou kartou? (ムォジェム プラティット クレディトゥノウ カルトウ?)
これに対し、現金で払いたい場合はMôžem platiť v hotovosti? (ムォジェム プラティット ヴ ホトヴォスティ?)と言えば大丈夫です。
スロバキアではクレジットカードが使える店が多いですが、念の為カードと現金、両方持っておくほうが安心だと思います。
その他、汎用性の高いフレーズ
最後に2つ、シチュエーションに関わらず、どこでも使えるようなフレーズをご紹介します。
なにか困ったことが出てきて、周りの人を呼び止めるときに次のフレーズを使います。
【フレーズ9】すみません
Prepáč. (プレパーチ)
英語で言うExcuse meですね。
もし緊急性が高く、「助けて!」と言いたい場合はPrepáčではなくPomoc! (ポモツ!)と言います。
さて、ここまでスロバキア語でのコミュニケーションを想定してきました。
ただ、時にはお互いに英語でコミュニケーションがとれれば、もっと詳しい話を聞くことができますよね。
スロバキアの若い人は基本的な英語が話せる人が多いので、英語で会話は可能だと思います。
一応、英語が話せるか確認する意味で、次のフレーズを使ってみてください。
【フレーズ10】英語を話せますか?
Hovoríte po Anglicky? (ホヴォリーテ ポー アングリツキー?)
この「Hovoríte」は話しかける相手が複数いる場合や、初対面の人や目上の人などに対して、丁寧に話す場合に使われます。
見知らぬ人に話しかけるならいいですが、少し仲良くなって砕けた間柄になった場合は
Hovoríš po Anglicky? (ホヴォリーシュ ポー アングリツキー?)
と言う方が、よりフレンドリーに聞こえます。
これで大抵のことには対処できるはずです。
スロバキア旅行に役立つ一冊
一時的な旅行であっても、現地の言葉が少しでも分かれば楽しさも広がりますよね。
そんな、「旅行者のための」本があります。

本編約80ページの薄い冊子のなかに、旅行で使えるようなスロバキア語がしっかり詰まってます。
本編はフルカラーで絵も豊富なので読むだけでワクワクします。
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