まるで”文通”をしているかのようなアプリ「Slowly」で海外の友達を作ろう

現代ではインターネットが発達し、世界中のどこに居てもリアルタイムで連絡を取ることが当たり前になりました。

そんな中で、遠く離れた友達と手紙をやり取りする「文通」という文化はほとんどなくなっていきました。

しかし、インターネットを使いつつも、古き良き”文通”を味わうことができる、素敵なサービスがあります。

この記事ではそんな無料アプリ「Slowly」を紹介してみたいと思います。

目次

距離に応じて、手紙が届くのに時間がかかるアプリ

手紙は場所によって到達時間がかかる。(Slowly公式サイトより)

Slowlyの最大の特徴は、送信先の場所が遠ければ遠いほど、メッセージが届くまでに時間がかかるということです。

まるで手紙を出したら船や飛行機で相手のもとに届くかのように、時間をかけてメッセージをやりとりできるため、ゆるやかに”文通”を楽しむことができます。

同じアジアでは数時間、北米や南米など遠く離れた人へは2〜3日と、距離に応じて手紙の到達時間が変わるため、実際の手紙をやりとりしているような感覚を味わうことができます。

まさに、便利なインターネットの時代を逆手に取るような面白いシステムのメッセージアプリと言えるでしょう。

Slowlyの基本的な使い方

アプリのダウンロードや最初の設定は特別難しいことはないので、基本的な使い方の紹介をしたいと思います。

【メッセージを送る】

アプリ下部真ん中から、送信相手を選ぶことができます。

finding penpals

地域や言語や年齢幅、興味あるトピックや性別などのフィルターを使って相手を絞ることもできるので、興味を持つ人を見つけてメッセージを送ってみましょう。

filtering of slowly

その際、「あなたのプロフィールを読んだよ」ということが分かるような内容を書いたほうが返信をもらいやすくなります。

ぜひ、プロフィールに書いてあることから、何か一つでもいいので質問を投げかけてみてください。

sending a message to penpal

【メッセージを受け取る】

初期設定では、誰からでもメッセージを受け取れるようになっているはずです。

しかし、何もプロフィールに書いていないと相手はあなたがどういう人か分かりません。

自信がなければGoogle翻訳などを使ってもいいので、プロフィールを埋めるようにしておくとメッセージをもらいやすくなります。

有料サービスはある?

手紙にはスタンプ(切手のようなもの)をつけて送ることができます。

stamp of slowly app

無料版では種類が限られているため、課金することでより多くのスタンプを使えるようになります。

このアプリを使う上で必須なものではないので、たくさんスタンプを集めたい方向けの機能となっています。

また、手紙をやり取りできる人数も無制限になります。とはいえ、デフォルトでも100人までの方とやり取りができるので、アプリを長く使い続けてペンパルが多くなり、「過去のやり取りも消したくない」という人向けの機能だと思います。

このアプリの良いところとイマイチなところ

このアプリを長く使っている僕から見た、良いところとイマイチなところを書いてみます。

良いところ1: 英語でアウトプットをする力がつく

Slowlyは「語学学習」のためのアプリではありませんが、実際に人と英語でやりとりをすることで英語で考え、英語でアウトプットする力がつきます。

時間をかけて手紙を書けるので、相手を待たせることに抵抗がある人でも問題なく使うことができます。

良いところ2: メッセージを急いで書く必要がない

手紙が届くのには時間がかかるため、短いスパンでテキストをやり取りするようなチャット性がありません。

そのため、一つひとつのメッセージをより丁寧に書くようになることや、「早く返さなきゃ」という気持ちになることもなく、とても使いやすいです。

良いところ3: 実写のプロフィール画像にはできない

プロフィール画像に設定できるのは、Slowly専用のアバターのみです。

顔や髪、背景の色などをお好みで選ぶことで作ることができます。

画像をアップロードしてプロフィール画像にすることはできないので、本人の顔などを出すことも見ることもありません。

また、画像を添付できるようにするにも相手の許可が必要になるので、いきなり不快に思うような画像が送られてくることもありません。

他の言語交換アプリなど、チャット機能のあるアプリでは出会い目的の人に悩まされるユーザーがいるという話も聞きますが、Slowlyはそういう意味での悪い評判がほとんどなく、安心して利用できます。

イマイチなところ1: やり取りを重ねるにつれてメッセージが長文化してしまう

沢山の人とやり取りをしてきた中で共通していたのが、「メッセージの長文化」です。

チャットのようにメッセージをポンポンと送れないこともあり、次第に話題が増えていき、文章量が長くなっていきます。

僕は適宜、話題が増えたら他の話題を終わらせるなどしてメッセージが肥大化しすぎないように気をつけています。

イマイチなところ2: ペンパルが多くなりすぎると手紙を書く時間が多く取られる(対策可能)

「長文なメッセージでも全然問題ない。むしろいいじゃん」と思った方もいると思いますが、それが5人、10人と増えるとどうでしょうか?

普段のプライベートでやりたいことが、手紙の返信に時間を取られてできないということにもなり得ます。

全てのメッセージに返信しないといけないという義務はありませんが、自分に向けて丁寧に書いてくれた手紙を無視するのは心苦しいですよね。

そのため、今やり取りをしている人を大事にして、新しい人からのメッセージを受け付けないように設定することができます。

setting off to get messages from new users

イマイチなところ3: 仲良くやり取りしていた相手のアカウントがある日突然なくなってしまう事がある

頻度としては高くないですが、ずっとやり取りをしていた人のアカウントがある日突然消えてしまうことがあります。

アカウントを削除したのか、はたまた規約違反のようなことがあったのかは分かりませんが、こうなると少し寂しいですよね。

(まとめ)

良いところ
イマイチなところ
  • 英語でアウトプットをする力がつく
  • メッセージを急いで書く必要がない
  • 実写のプロフィール画像にはできない
  • やり取りを重ねるにつれてメッセージが長文化してしまう
  • ペンパルが多くなりすぎると手紙を書く時間が多く取られる
  • 仲良くやり取りしていた相手のアカウントがある日突然なくなってしまう事がある

【実体験】長い繋がりになる友だちができることも

僕はこのアプリをかれこれ3年以上やっていて、100人以上の人たちとやりとりをしてきました。

その中で、Slowlyがきっかけで何人かの友達とは長い付き合いになったためここで少し紹介します。

あつまれどうぶつの森を一緒に通信して遊んだ、アイルランドの友達

アイルランド語の話者がアイルランドで少なくなってきているという話を教えてくれました。この友達はアイルランド語を流暢に話せる珍しい若い人で、僕と同い年です。僕も相手もSwitchを持っていたので、一緒に「あつ森」をして遊びました。(時差や看板の言語がゲーム内に反映されていて面白かったです。笑)

アジアの言語を一生懸命勉強しているポーランドの友達

僕はヨーロッパのいくつかの言語に興味を持っていますが、この友達は逆に、アジアの言語に興味を持っています。この友達も僕と同い年で、ポーランドの文化をたくさん教えてくれました。僕がポーランドに興味を持ったきっかけでもあります。東京外大の学生たちがポーランド語を流暢に話す動画のURLを送ってくれ、それを見てスラブ語を勉強している僕はかなり刺激を受けました。

頭がよく、アニメ好きな香港の友達

とっても勉強熱心で優秀な医療系の友達です。音楽の才能もあり、ピアノや二胡、カリンバなどいくつもの楽器を弾けます。ときどきアニメの曲を弾いて動画を送ってくれます。(動画を送る機能はSlowlyにはないので、別のアプリ(インスタ)で動画を送ってもらっています)

フランス語がペラペラなベトナムの友達

僕が化学系の大学院生だったとき、同じ化学系繋がりで意気投合しました。フランスに長く留学していたこともあり、英語やベトナム語だけではなくフランス語もぺらぺらです。よくヨーロッパ旅行をしていたときの写真を送ってくれて、羨ましい気持ちに駆られます。そういえばこの友達も同い年です。

最後に

何度もメッセージをやり取りする中で相手のことを深く知ることができ、長い繋がりになる友達ができることもあります。

僕の場合はなんとなく、年が近いほど仲良くなりやすい傾向がありました。

ぜひ長くゆるくこのアプリを使って、海外の人たちと交流してみてはいかがでしょうか。

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