こんにちは。Výlet(ヴィーレット)のAtsumaです。
まだまだブログを初めて約1か月の初心者ですが、先日、Google AdSense(以下:アドセンス)に申請し、一発合格することが出来ました。
記事の数や期間はこんな感じです。
- 記事の数:申請時点で4つ、合格時点で9つ
- 審査期間:申請してから合格のメールが来るまで16日間(2週間強)
- 文字数:1119文字〜3795文字
- 使用テーマ:Cocoon (現在はSWELLというテーマに変更しています。)
申請してからというものの、Twitterで「アドセンス 審査」などと検索して、同じ境遇(?)のブロガーさんのツイートを眺めたり、メールが来たら「審査結果が来たかな!?」と確認しては違うメールで、がっくりしたりする日々を送っていました。

合格のメールが来たときは本当に嬉しかったです!
この記事では、僕がアドセンス審査の合格に向けて、実際にやったことを優先度順に12個紹介します。
また、ネット上の「合格する方法」みたいな情報では見かけたけれど、僕は行わなかったことについても触れたいと思います。
- これからアドセンスの申請をしようと思っている人
- 申請する上で何に気をつけたら良いかわからない人
- 残念ながら落ちてしまったため、再審査を申請したい人

かなりボリュームのある内容なので、目次を活用して気になるところだけ読んでね!
【本題の前に】確実性が高く、簡単にできそうなものから手をつける
Googleで「アドセンス 審査基準」などと検索すると、先輩ブロガーさんたちが書いた合格の秘訣をたくさん読むことができます。
しかし、Googleは明確な合格基準を明示しておらず、不合格者に対しても

あなたのブログにはこれが足りないから、こう修正してね。
というような、きめ細やかな対応は行っていません。

毎日多くの申請が来てるだろうからしょうがないよね。
そのため、ネット上のブログで得られる情報はあくまで「これまでの合格者や不合格者の情報から推測した合格基準」です。
その中には「本当かな?」という情報も混ざっており、すべてを実行に移すのはとても大変です。
そのため、「ほとんどすべての合格者が行っていた、確実性の高いこと」かつ「簡単に実行できそうなこと」から順に行っていくといいと思います。

特に後者の、「簡単なこと」は人によって異なります。
例えばブログ記事内容の見直しが必要な場合、記事数の少ない僕と、既に50記事以上も書いている人とでは労力が全然違いますよね。
そんな感じで、簡単かどうかは各自で判断していきましょう。
【優先度順】僕が実際にやった12のこと
それでは僕の主観で優先度の高いものから、実際に行ったことを紹介します。

上に書いてあるものほど優先的にやっていきました!
独自ドメインの取得とSSL化【優先度:★★★】
かれこれ50以上の合格者の例を見ましたが、ほとんどの人がこれに対応していました。
稀に、はてなブログ無料版でアドセンスに合格している人や、SSL化していない人も見ましたが、ごくごく少数だと思います。
僕はWordPressでブログを始めるときにサーバーにお金をかけました。(月額891円)
使っているのはこのConoHa Wingというところのレンタルサーバーです。
Wingパックならサーバーと独自ドメインがセットで利用でき、SSL化もこれに含まれるので、僕は最初からこれに対応することができました。
お問い合わせフォームとプライバシーポリシーページを作る【優先度:★★★】
記事を書くよりも簡単で、たいした労力をかけずに作ることができます。
そして合格者のほとんどが設置しているものでもあるため、優先度は高めです。
僕の場合、お問合せフォームは上部(ヘッダー)のメニューに、プライバシーポリシーは下部(フッター)のメニューに設置しました。


運営者情報を掲載する(僕はプロフィール記事で代用)【優先度:★★★】
アドセンス合格記事のなかで運営者情報について言及しているものは多いですが、人によって「運営者情報」だったり「プロフィール(もしくはProfile)」だったりと、名称はまちまちです。
これがないブログでもアドセンスに合格している人をちらほら見かけましたが、

せっかくプロフィール記事を書いたし、これを運営者情報にしちゃえ!
ということで、固定ページではなく1つの投稿として作成したプロフィールを、ヘッダーメニューに設置しました。
固定ページとして作っている人の中には、簡単な表として運営者情報を載せている人も多いので、労力はあまりかからないと思います。
サイトマップを送信する【優先度:★★★】
Search Consoleでの操作が必要な作業です。

Search Consoleってなに?
というひとは、ブログの収益化を目指すなら今後も必要になるツールなので、ぜひ調べて使い始めましょう。
僕はXMLサイトマップというプラグインを用いてサイトマップを作成し、Search Consoleを使ってGoogleに送信しました。
目には見えないところですが重要で、時間もそれほどかかりません。
固定ページをインデックスから削除する【優先度:★★】
Search Consoleを使い始めた頃、何も考えず

公開したページは全部インデックス登録だ!
という気持ちでお問い合わせやプライバシーポリシーなどの固定ページも、全てインデックス登録していました。
しかし後述するように「独自性が高く、質も良い記事」がGoogleには高く評価されるようです。
お問い合わせやプライバシーポリシーは誰が作っても同じようになるため、独自性は低いですよね。
そしてホーム(トップページ)やカテゴリーページは文字数が少なくなりがちなので、質が低いと判断される可能性があります。
そのため、これら(お問い合わせ、プライバシーポリシー、トップページ、カテゴリーページ)をインデックスから削除しました。
やり方としては、固定ページ作成時にno indexにするか、Search Console上でインデックスの削除申請をするだけです。


カバレッジのエラーをゼロにする【優先度:★★】
Search Consoleの「カバレッジ」で「エラー」がゼロになっていない場合、対処してゼロにしましょう。
僕は一度このエラーが発生してしまいました。

原因はサイトマップ作成用に導入したプラグイン、XML sitemapsにありました。
XML-Sitemapの設定から、「HTML形式のサイトマップを含める」のチェックを外して更新し、数日間待つとエラーが解消されてゼロになっていました。

エラーの原因は様々なので、原因にあった対処をしてください。
独自性の高い記事にする【優先度:★★】
要はコピペや他の記事を模倣したような記事を書くのではなく、自分でしっかり書こうということですね。
僕の場合、(当然のことですが)すべての記事を1から考えて書いていました。
しかし何かのツールを使って、自分の書いた文章がどこか他の記事と被ってないか調べるというような作業はしませんでした。
「誰も書いたことのない内容をすべての記事で書く」というのは難しいことなので、あくまで「実体験を交えて自分の言葉で伝える」ということさえ出来ていれば、独自性はクリアできていると思います。
カテゴリーを絞る【優先度:★★】
カテゴリーは分散しすぎないほうが良いという情報もよく見かけます。
実際、「落ちたけどカテゴリーの数を減らしたら通った」という声もあります。
僕は今となってはカテゴリーも多い雑記ブログですが、アドセンス審査の期間は最初からカテゴリーを絞って記事を書いていました。
- 申請時:「ブログ」カテゴリー1記事、「外国語」カテゴリー3記事
- 合格時:「ブログ」カテゴリー1記事、「外国語」カテゴリー8記事
「雑記ブログにしよう!」と思っても、初めのうちはカテゴリーを2〜3個に絞って書くといいと思います。

すでにたくさん記事がある人は優先度低めでいいかも!
画像やカテゴリーのURLの英語化【優先度:★★】
これはアドセンスというよりSEO対策じゃないかな…?と思いましたが、大して時間のかかる作業じゃないので優先度は★★としました。
1つ1つの画像やカテゴリーにはURLがあります。
日本語で設定していると記号を含んだ意味不明な文字列になるため、英語化してすっきりさせました。
ついでに画像のalt属性(代替テキスト)も同じく英語で設定しておくといいと思います。
もしカテゴリーのURLを日本語から英語に変更する場合、もとのURLはSearch Console上でインデックスから削除しておくことを忘れずに行いましょう。
YMYLに触れない記事を書く【優先度:★★】

YMYLとは、Your Money or Your Lifeの略で、医療や金融など、人の生活に直結するジャンルのことを指します。
医療で例を挙げるなら、例えば「感染症を防ぐためにこれをしよう」のような記事を専門性も持たない一般人が持論で書き、それが多くの人に読まれたら大変なことになりますよね。
そのため、YMYLには触れないように最初から意識して記事を書いていました。
アフィリエイトリンクを貼らない【優先度:★】
「アフィリエイトリンクを貼っていると審査に通りにくくなる」という話も聞きますが、実際には普通に貼っていて合格している人もたくさん見かけたので、この噂の正確性については正直なところ疑問です。

僕は「出来ることは全てやっておこう」というスタンスだったので、最初からアフィリエイトをせずに審査に出しました。
記事数が少ない最初のうちは「アドセンスが先、アフィリエイトが後」という戦略でいってもいいと思います。
しかしアドセンスが通るまでアフィリエイトをしないということは、審査が通るまでずーっと収益源を得られないということでもあります。
先程も言ったように、アフィリエイトリンクを貼っていても審査に通る人はいます。
個人的には、あまりこれにはこだわらずに「3回落ちたらアフィリエイトを始めよう」みたいに自分の基準を決めておくともありだと思っています。

審査に2週間くらい時間がかかるからね!
すでに多くの記事を書いている人も、無理してアフィリエイトを剥がさなくていいと思います。
記事を4つ書く【優先度:★】
「審査に出す前に記事をいくつ書いたらいいんだろう」というのは初心者なら誰しも思う疑問ですよね。
僕が見た中では、たった2つの記事で合格した人が3人ほどいました。
2つだけというのはもちろんかなり少数で、初心者の一発合格している人のボリュームゾーンは4〜5記事くらいで申請している人たちです。
そのため、僕も記事を4つ書いて申請に出しました。

審査しているあいだも記事を書き続け、合格時には9つまで増えました!
僕がやらなかった5つのこと
ここからは主に「人によってばらばらで、当てはまらない人が多すぎる」という理由で、僕がやらなかった噂について書いていきます。
小見出し(H2)の下に画像をつけること
「小見出し(H2)とテキストの間には画像を入れよう」という情報も見かけました。
しかしこれはあくまで読みやすくするためのテクニックの一つであって、審査基準とは関係ないと感じました。
僕の記事では、適度なところに必要に応じて画像を入れていますが、小見出しの下に入れていないものがほとんどです。
あまり気にしなくていい情報かなと思います。
外部リンクを貼らないこと
「外部サイトへのリンクを貼っていると審査に通りにくくなる」という噂があります。
これはSEO関連のテクニックであって、アドセンス審査とは無関係だと思います。
実際、僕もいくつかの記事には外部リンクを貼っていました。
ただし、外部リンクは信頼性のあるサイトだけ(官公庁など)に絞る、みたいな心がけはあっても良いと思います。
10本以上の記事を書くこと
最低記事数については既に触れましたが、合格の秘訣を調べると「10記事は書け」「20記事くらいは書こう」というブログも見かけます。
記事を増やすメリットは「ブログのコンテンツが増え、全体的に充実すること」です。
しかし記事を多くしてから審査に出すことにはデメリットもあります。
それは、「落ちたときに原因を探り、書き直す作業が大変になること」です。
そのため、初回の申請時点では4記事もあれば十分かなと思います。
記事1本あたり2000以上の文字数にすること
これもコンテンツの質を高めるためのテクニックみたいなものですね。
文字数は読者の役に立つように記事を書いていたら自然と増えるものであって、無理していらない情報を付け足して増やすものではありません。
僕は最低文字数1119文字の記事がありますが、これはこれで伝えたい情報が十分まとまっていると思ったため、このまま公開しました。
早く審査して!というお問い合わせをすること(つまり催促)
何事も待っている時間というのは長く感じるものです。
そんな人のために、アドセンスには審査状況確認フォームというものがあります。

Googleのロゴ画像の古さから、「これ本物?今も機能してるの?」と疑いたくなりますが、少なくとも本物ではあるみたいです。
僕も1週間が経った頃、これを利用してみようかな〜と考えていました。
しかし、同時期にアドセンス申請をしていた他のブロガーさんたちが(人によって違いはあるものの)概ね2週間前後で結果が来ていたこともあり、結局何もせず待つことにしました。
それ以上結果が来ないのであれば、これを利用してみてもいいと思います。
実際、「審査状況確認フォームから催促したら翌日に合格メールが来た」という人も何人も見かけたので、確証はもてませんが今でも機能しているような気がします。
おわりに
アドセンス対策は調べればどんどん出てきてキリがありません。
最初は「確実性の高いこと」と「簡単にできそうなこと」を優先的にやっていき、申請中も手が空いたら他の対策も試していってみてください。

アドセンス合格のために、ちょっとでもお役に立てば幸いです!
コメント
コメント一覧 (2件)
とでも勉強になりました。シェアさせて頂きます!
まったりカピバラさん、そう言って頂けて嬉しいです!シェアも本当にありがとうございます…!